暮らしのあらゆるシーンで欠かすことができない電力ネットワーク。従来、電柱によって架設されていた電線は、地中化が進められてきました。時間の経過とともに地中の電力管にも腐食などによって管路機能の低下が起こっています。
管路再生材「プロファイル」は、劣化した管路に形状記憶塩ビ管を挿入し、蒸気加圧によって復元させ、非開削で耐久性・耐食性に優れた塩ビ管路として更生することができます。
プロファイルの施工手順
既設管への引き込み
マンホールより「プロファイル」を既設管に誘導。
最長250mの管路なら無接続で引き込み可能。
蒸気加熱で円形復元
ボイラーユニット車から「プロファイル」の内部に蒸気を送り込み、蒸気によって加熱された「プロファイル」は形状記憶効果により円形に復元。
蒸気圧により拡径、圧縮空気により冷却、既設管と密着
円形復元後、低圧の蒸気圧力(約0.05MPa)を加えることで、既設管に密着。次に蒸気から圧縮空気へと切り替え、冷却することにより、耐久性、耐食性に優れた塩ビ管による更生管路が完成。